富浦の家(1)

 設計 DEN設計工房
 施工 高木建設

  定年を迎えられたご夫妻が第二の人生の為に造られた住い。 普段は二人だけの生活だが、たまには孫を連れて遊びに来る子供達が泊まれるスペース、近くの子供達を集めて語りが出来るスペース、そして庭には畑を持ち、そのつながりとして土間やテラス、パーゴラのある素朴な家を計画しました。単純で大きな切妻屋根を持つ外観の壁・軒天には杉板を張り、内部は6本の磨き丸太に梁が架かり、床は唐松のフローリングと、木のぬくもりを生かした空間となっています。プランは明快で1.5間角(4.5帖)の基本モジュールが九つ集まった20.25坪、2階は切妻屋根の棟部分を使用した小屋裏風の11.25坪 内部の間仕切りは最小限としてローコスト化(≒50万円/坪)をはかっています。  

道路側からの山小屋的雰囲気のある外観
土間より広間を望む
広間より2階ブリッジを望む
階段
2階ブリッジ
初夏の様子です 家庭菜園の野菜が大きく育ちました

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